S2000 AP1
 ・扱い易いハンドリング特性
 ・絶対的な高いコーナリング限界
 ・低車高と乗り心地の両立


その優れた旋回性故に「限界付近の挙動がピーキーで蔵人向け」と言われるS2000のハンドリングを、万人向けの限界特性にしつつも、コーナリング限界を究極に高める事を目標に開発しました。
また、フェンダーがタイヤに被る位の低車高ながら、ノーマルのゴツゴツした乗り心地を解消する(ノーマルよりも乗り心地良く)事も、最大のテーマの一つとして開発しました。
Accord CL7 EuroR CL7
 ・リアシートに乗る人へ不快感を与えない事
 ・高い旋回性と高いトラクション性能
 ・低車高と乗り心地の両立


「4ドアセダン」というクルマのキャラクター上、ドライバーのフィーリングと同等かそれ以上に気を使ったのがリアシートで感じる乗り心地。家族や友人を乗せる機会が多いセダンだからこそ本当は拘らなければならない最大のポイントなのです。CL7に関しても、フェンダーがタイヤに被る位の低車高ながら、ノーマルよりも乗り心地良くを目指し開発しました。
また、沈み側ロール量と伸び側ロール量の適正化により、弱アンダーの安定した旋回性能と、内輪が空転せず純正LSDでもしっかりトラクションが掛る事を追求しました。
Silvia S13/S14/S15
 ・高いトラクション性能
 ・絶対的な高いコーナリング限界
 ・低車高と乗り心地の両立


シルビアは元々コーナリング限界が高いクルマですが、トラクション性能に欠ける為、アクセルを我慢しなければならない状況に陥ります。その為、シルビアに関しては単純明快に一つのポイントに的を絞り開発しました。
それは「高いトラクション性能」。アクセルON初期段階での微妙なリアの沈み込み(リアへの荷重の掛り始め)をスムーズに行う事と、リアのイン側タイヤの接地性を上げる事で高いトラクション性能を追求しました。
また同時にそれは、乗り心地の良さを生み出し、低車高と快適な乗り心地の両立に成功しました。


Fairlady Z Z33
 ・気持ち良く曲がるハンドリング特性
 ・しっとりした質感のある乗り味
 ・低車高と乗り心地の両立


重量級FR車の宿命(?)なのかアンダーステアが強く、もっさりした動きのZ33を、キビキビとした回頭性の良いハンドリングに変貌させることを追求しました。
また、ノーマルではバタバタ感と突き上げ感が強く不快に感じる乗り味も、しっとりとした接地感の高い乗り味へ変貌させる事を目指し開発しました。
同時に、スポーツ走行での高いコーナリング限界を両立し、サーキットでのタイムアタックにも対応出来ることもFRスポーツカーとして最も重要なポイントの一つでした。

RX-7 FD3S
 ・扱い易いハンドリング特性
 ・絶対的な高いコーナリング限界
 ・低車高と乗り心地の両立


車重&前後重量配分がS2000と非常に近い為か基本的なポイントと注意点は上記のS2000と同様ですが、ロータリーターボの出力特性と純正のトーコントロールの特性を加味し、急激なパワーONでもしっかりトラクションが掛るよう開発しました。
また、「RX−7は車高の下げ過ぎNG」という定説に反し、リアフェンダーがタイヤに被るところまで車高を下げ、定説に挑みました。